☆☆ 心の中の私 ☆☆

感情はめちゃくちゃです。若いころは特に…。
そのめちゃくちゃな思いを綴った、
詩なんてものを書いていました。
お気に入りのポエムとあわせて、
青春の1ページ、どうぞごらんください。

第1幕  青春そして愛

2幕  あなたにあてた手紙
第3幕  LUNA


ある日 知った
愛への おののき
いつわりの姿にかくした
女心を 誰が知る



ときを忘れてしまった
時計は
あなたと わたしの
消えてしまった
愛の結晶



こわいの
あなたの瞳が
とってもこわいの
その瞳にみつめられると
自分を殺してしまうほど
気が狂いそうになるの

だからもう
私を友達と思わないで



いつも わがままで
いつも ばかみたいに
自分の思いどうりに
やっていた …わたし

気づいたら ひとりぼっち



ぞっとするほど綺麗な
そんな男の心臓をたべて
あたし 魔女になるの
そして小指に
薔薇の花を咲かすわ
世の中は灰色
でも生きていくのも
わりとおもしろいの



もう悲しくて 悲しくて
次から次へと 悲しみが
いくあてもなく 流れ出て
もう私には たえられません

ああ
このままどこかに
消えてしまいたい



私をみつめないで
あなたの視線が
死ぬほど うっとうしく
それでも私は
みつめていたく
こんな勝手な
わたしだから
もう私をみつめないで
もう私を友達と思わないで



髪の長いあなたは
私の生きがいです
でもゆるされない
愛だから
忘れます
こんな私を
きらいにならないで



人はみな
土から生まれて
やがて誰もが
土に帰る
この世は巡る
そして人生は
愛の旅路



黒いとばりの中
ふりつづく雨音に
かたくなな心が
とけていく
やがて明けいく闇
そのとき私も



青春の翳りの中であなたとであった
私の心の淋しさを埋めてくれたのは
あなただった

ふたりだけのやさしい語らい
言葉が途切れても暖かい静けさ

すべてが凍ったとき
心の淋しさは悲しさへと心の悲しさは苦しさへと
その苦しさは無情感へと変わった

青春の翳りの中であなたと別れた
今ひとり静かに眠る
愛に疲れて





あわただしい日々の中で
ふと心をよぎる淋しさのかげ

ひとりぼっちだから?
誰もわかってくれないから?

このいい知れぬ淋しさは
いったいどこからくるのだろう



私の罪に
あなたは腹をたて
あなたの怒りに
私はおびえた
もう愛はおわり


これが青春だとしたら
青春なんていらない
これが生きる道ならば
生きてなんかいたくない


青春に喜びがあるとすれば
それは悩みである
青春に苦痛があるとすれば
それは愛である



すべてはおわり
すべてはきえた
ただ残るのは
愛というなの
悲しいすべて



さよならをいったら 泣いてしまいそうだから
さよならをいったら あなたにすがりそうだから
さよならをいわずに 旅に出ます
どこか見知らぬ街で ひとりくらします
ふたり すごした街の 甘い思い出と
ふたり すごした街の 青いネオンにおくられて

じゃあ またいつか 逢えたなら…



私の短い生涯の 長い時間を振り返る
うっとうしかった愛情と
うらぎりの多かった時を

別れた恋人達も ばらばらになった友も
みんなこの霧の中に散って
霧の果てのどこかにいるのだろう

いまはもうさがしようもない
果てから果てへ
みつみつとこめる霧

とりかえせない淋しさだけが
非常なはやさで流れている



ゆうべ悪い夢を見ました
あなたもまわりの誰もみな
私をひとり残して去っていく
とっても悲しい夢でした
夢から覚めても私はまだ
涙をうかべて泣いていました
こんなにもあなたを
こんなにも愛してしまった自分が
とっても信じられなくて
悲しくて淋しくて悔しくて
そしてあなたに逢いたくて
涙をうかべて泣いていました



どんなに愛してみたところで
実るあてない恋だから
あなたの幸せ思うならば
ここで耐えるしかない
なぜ出逢ったのだろう
もの言わぬ過去の傷に
ひかれたみたいに
なぜ暮らす世界が違う2人して
名乗りあったのか
いつ今日の痛みを
なつかしい顔で思い出せるのか




本当の愛がわかるまでに
ほんとうの愛をみつけるまでに
あと なんど 泣いて
あと なんかい 傷つけば
すむのですか


くるおしく
切なく
果てしない 愛のゆくえ
すべては 悲しい
運命(さだめ)か



孤独な夜なんて
悲しいことばなんて
傷ついた青春なんて
みんな なければいい



愛しあったはずの あなたが
ひとり行くのは美しい
あとに残され ひとりで
思い出だきしめ 生きるあたしを
なぜ 苦しめるのか




覚えているかしら あなたは
去年もココに こんなふうに
淡い光をまとって
やさしく咲いていた
このすみれたちを



私のひとつの青春が
幕を閉じたように
そっとくずれていきました
いまの私は また新しく
青春をつくりあげて
歩くことはできません
もう少し時間をください
私の心のすべてから
あなたの思い出が消えたら
きっと歩きはじめます



背をむけた
あなたの肩が
ふるえていたのを
私は知らなかった

あれが あなたの
やさしさ だったのに




たとえあなたの 愛が冷めても
私が眠るまで 側でじっとみてて
部屋を出るのは 少し待ってね
私は見たくない 愛のうしろ姿



最後の火が 消えるまで
強く抱きしめて
最後の火が消えるまで
愛を愛を信じさせて
だけどこれから私ひとりで
どんな顔して 朝を待てばいいの





夕日に何を祈るのだろう
夕日が何をかなえるのだろう
わからない
何もわからない
けれど祈らずにいられない
いまの私は
祈らずにはいられない



いま在る 悲しみに
うちひしがれて 沈んでしまったら
これからの広い海原を
どうやって泳いでいくのですか

涙なんかもう流さないで
あなたの笑顔をとりもどして


かわいそうな あたし
愛する人がいないのも
愛してくれる人がいないのも
みんな あたしのせい
かわいそうな あたし
バカな あたし



久しぶりに ペンを取ると
悲しいことばかり うかんできて
いったい どうやってなぐさめたらいいのか
自分を どうやってなぐさめたらいいのか
そんなことに悩んでしまう



第2幕  あなたにあてた手紙
第3幕  LUNA