--8月16日(木)-- ![]() 早朝、苫小牧に着く。 茨城の大洗港から、およそ20時間のフェリーの旅。 船の旅は好き。時間がたくさんあるから、疲れているときは特にいい。 ひたすら眠るもよし。読みたかった本を読破するもよし。 自分の心と向かい合って、考える時間もある。 今日は、長い長い海岸線を走って、襟裳岬へ。 ヒンヤリした洞窟で、いくつもの風の叫びを聞いた。 遠くに見える岩々に、アザラシが群れていた。 「風の館」なるところに入ってみる。 ここは、風が強いので有名だ。 風についての展示と、 強風実体験の部屋があった。何のことはない。 本当に北の地へ来たのか。 まだ、実感がわかない自分。 宿泊は、釧路に程近い「達古武オートキャンプ場」。 清潔度は○。 オートサイトではなくキャビンに泊まったので、水場の利便さに付いてはわからない。 キャンプ場内にある達古武湖まで、夜の散歩。 幻想的な湖面を見ながら、゜゜-y(^。^)。o0○ しばし自分の中に閉じこもった。 静かな時を過ごす、独りの時間がやっと持てるようになったなぁ…。 キャビンの固いベッドで布団もなく、寝袋に包まる。 シドニィ・シェルダンの「顔」を上下巻とも一気に読破した。おやすみね〜。 |